寒くなってきましたね。
こんな時に出番がしてくれるのがセーターです。
でも、寒いからと言ってたくさん着ていると毛玉がついてしまったり、
出番が多いため結構頻繁に洗濯をすると縮んでしまったりと経験皆さんも一度ならあるのではないでしょうか。
そこで、そんな皆さんに朗報です!
今回はそんな縮んでしまったセーターの復活法をご紹介します★
よかったら参考にしてみてくださいね!
そもそもセーターはどうして縮むの?
皆さんは『フェルト収縮』や『フェルト化』といった言葉を耳にされたことはありますか?
乾いている繊維の表面はギュッと閉じているため繊維の1本1本が整っています。
しかし洗濯をすることでセーターの繊維は水分を多く取り込もうとするため、
繊維の表面んがギザギザに開き、繊維同士が絡まってしまいます。
そしてこの状態のまま乾いてしまうため縮んでしまうのです。
また、厄介なことに、一度絡まりあった繊維は自力ではもとに戻ることができないのです。
このように乾く際に繊維同士が絡まりあって縮む現象を『フェルト収縮』や『フェルト化』と
いわれています。
では洗濯をする際、縮みを防止する方法はあるのでしょうか?
答えは…あります!
では次から一緒に見ていきましょう。
セーターの縮みを防止するポイント
いくつかポイントがあるので紹介していきます。
大きく分けて、
・洗い方
・干し方
などがあります。
洗い方
皆さんはセーターをどれくらいの頻度で洗濯しますか?
縮みが気になるため私は2~3回着たら洗濯をするようにしています。
ですが、調べてみるとな、なんと理想は月に1回だそうです!
「え~!そんなに洗濯しないと汚れとかにおいも気になっちゃうよ~」と思われるかもしれません。
ですが、過度の洗濯は繊維を傷つけ毛玉を作ってしまったり、毛羽立ててしまったりするため都度の洗濯は避けたほうがいいみたいです。
とはいえ、においが気になったら洗濯はしてもいいと思います。
ただし次に紹介するポイントを押さえておくようにしてくださいね!
セーターについているタグの表示マークを確認しましょう。
タグに『手洗いマーク』や『洗濯機のマーク』がついていれば自宅でも洗うことができます。
※この際にマークが表示されていなければ自宅で洗うのはやめましょう。
★洗濯をする際のポイント
まず洗濯機のコースに『ドライコース』があることを確認します。
もしなければ手洗いにしましょう。
洗濯機に入れる際は必ず洗濯用ネットに入れましょう。
★手洗いをする際のポイント
もし、セーターのタグに洗濯機の表示がなかった場合はぜひ手洗いをしてみましょう。
少し手間ではありますが、この手間を惜しまないことによってお気に入りの服を長く着ることができますよ♪
まず、初めに大きめの洗いだらいにお湯を入れる(だいたい30度くらいを目安に)。
そして洗剤を入れかき混ぜる。
その中にセーターを入れ5分くらいかけてきゅっきゅっと軽く押し洗いをする。
何度かお湯を変え、お湯が濁らなくなってきたら濯ぎは完了です。
軽く水気を絞ります。髪を乾かすときみたいに大きめのバスタオルで挟んでポンポンと水気を切りましょう。
干し方
さあいよ次は干す工程です!ここで仕上がりが決まるといっても過言ではありません。
ではきれいに洗ったセーターを干すときのポイントを見ていきましょう。
・陰干し
セーターは基本陰干しです。理由として紫外線による変質、変色を防ぐためです。
また、洗濯機で洗濯しても意外と汚れが落とせない場合もあります。
洗濯で落としきれなかった汚れは、紫外線を浴びることによって変退色や生地のダメージが進んでしまいます。
それらを防ぐためにもぜひ陰干しをしましょう。
・ネットハンガーを使う
洗濯まで順調に来たのに最後の干す段階でハンガーに干してしまうとハンガーの型がついてしまったり伸びてきれなくなったりと残念な結末になりかねません。
そこで活躍してくれるのがネットハンガーです。
セーターを平置きにして干すことで型がついたり変にセーターが伸びるのを防いでくれます。
Amazonや100円ショップにも売っていますので是非活用してみてくださいね。
☆靴下をキレイに、わかりやすく収納する方法もご紹介しています♪
まとめ
今回はセーターの洗い方から干し方まで一連の洗濯方法について紹介させていただきました。
これからニットが大活躍する季節になってきますので、大切なセーターを長く着るためにもポイントをしっかりと押さえて実践していただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪