みなさん「夏バテ」体験したことありますか?
私は夏バテらしきものには毎年なるんですが、これは夏バテなのか?
暑くて食べる気おきないだけ?暑くて動きたくないだけなの??ってなり、
結局どういった症状が夏バテか分からずにいます・・・。
夏バテはほかにも 夏負け・暑気あたり とも呼ばれています。
日本の夏はアフリカの人でも暑いと感じる高温多湿なのが日本の夏の特徴です。
そこで今回は夏バテはどうしてなってしまうのか、「夏バテの原因」を調査しました。
夏バテの原因①自律神経によるもの
夏バテになる原因は大きく分けて3つあります。
まず1つ目は自律神経による夏バテです。
高温多湿な日本の夏の環境において、上がりやすい体温を体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働します。
それによって消耗をして、その結果自律神経がフル稼働により疲労してさまざまな体調不良が起き、その症状の総称を夏バテといいます。
「体がだるい」「疲れがとれない」「食欲がない」「よく眠ることができない」といった症状は自律神経の不調が原因なんです。
もちろん、自律神経の疲労は夏にだけ起こるわけではなく、体を動かしたり、物事を考えたりするだけで自律神経の中枢にある細胞の中に活性酸素が生まれ、酸化がおきて疲労が発生します。
何かが原因で自律神経の中枢が過剰に働いてしまうと、どんどん活性酸素が発生して酸化が進んでいき、疲労が発生するスピードも加速してしまい、疲労の回復が追いつかず、神経細胞が傷ついたままになってしまうんです。そうすると自律神経は本来の機能を果たせずに負担がかかった状態となります。
自律神経に負担がかかる夏特有の原因としては、紫外線や暑さ、寒暖差が原因となります。
夏は紫外線の量が多くなるので太陽の光をあびるだけで自律神経が疲弊してしまうんです・・・。
暑い中にいると体温はどんどん上がっていきますが、汗をかいて熱を放出することで一定の体温を保っている働きをしているのが自律神経であり、夏は大量に汗をかくので自律神経がずっと働いていて負担がずっとかかった状態で夏バテにつながります。
夏とは言えど、真昼のものすごい暑いときと早朝では気温差があり、さらに暑い外から冷房がガンガンにかかっている部屋や店内に移動することで、その寒暖差が自律神経に大きな負担をかけているのです!!
夏バテの原因②水分不足
人間の体の50%~75%は水分でできていて、体重の2%に当たる水分が失われるとのどが渇いたり、軽度な症状から意識不明といった重い症状までさまざまなレベルの脱水症状が生じるほど体内の水分が不足することは体にとても負担をかけています。
何度もいっているように日本の夏は高温多湿で暑い外に長時間過ごすことで汗をたくさんかいて体内のすいぶんがどんどん失われていきます。
たくさん汗をかくと水分不足にもなるし、自律神経の疲弊も起こります。
しかし、ただ水分をとればいいというものではありません。一度にたくさん水分を補給しても胃腸に大きな負担をかけてしまうので
こまめにこっぷ1杯ずつ補給するなどの工夫が必要です。起床したときや入浴後、トイレにいったあとに飲むとよいでしょう。
夏バテの原因③内臓機能の低下
夏バテで「食欲がない」というのは内臓機能の低下が原因となっておきます。
暑い夏に冷たい飲み物や冷えたそうめんなど冷たいものばかり体にいれてしまいがちですが、これらの冷たい飲食物は内臓を冷やし、その内臓の機能を低下させる原因となるのです。
内臓が冷えて機能が低下すると、食欲は減少して、食欲が減ってしまうと栄養補給がうまくできなくなってしまうという悪循環がうまれ結果的に夏バテになってしまいます。
したがって夏バテにならないためには内臓を冷やしすぎたり疲れさせないことがとても重要になります。
そのため水分補給したりするときも内臓に負担をかけにくい5~15℃くらいの温度にして補給することがおすすめです!
しかし、あったかければいいか??というとそうでもありません。
すごく熱いものも内臓の温度を下げようとまた疲弊するので常温に近いものをとることをおすすめします。
まとめ
夏バテの原因と対策をご紹介しました。
自律神経の疲労、水分不足、内臓機能の低下、以上の3つの原因から夏バテが生じます。
紫外線に気を付け、こまめに水分をとって、また冷たいものをとり過ぎたりしないように
気をつけてください。
ストレスもたまりがちな季節ですが、しっかり身体を休めながら夏バテをのりこえましましょう!